本当にお菓子作りが好きな人、パティシエを目指す人達に、パティシエとしての仕事をより体験させることが重要ではないかと考えました。早く体験させる思いで、学校に行かず就職させることも良いでしょう。しかし、指導するという視点がなければ、いたずらに月日が流れていき、夢のある仕事が、夢のある職場で潰れる事になってしまいます。学校の授業料も１年間２００万円前後と高いです。子供たちに『２００万円あげるから、進路好きに選びなさい。』と言ったらお菓子学校に行く人はどれ位いるでしょうか？本当に好きじゃない子からすると行かない選択が増えるかもしれません。

正直な話、向き不向きはございます。時にはパティシエが向いていない、難しいと思われるケースもあります。しかし豊富な経験より、その子の本当に向いていること、本当に望んでいることに気づいてあげる事、引き出してあげることもモットーとしております。パティシエになりたいからと言って、みんながパティシエになる必要はないと考えています。それは,その子達の未知の可能性に制限をかけるのと同じことで、その子が活躍できる、何かを見つけることも私の役割です。

　安心してください。ほんとに好きな方や【作りたい】【覚えたい】【うまくなりたい】そんな～たいという気持ちがあなたを成長します。私の【教えたい】【伝えたい】が交わった時、可能性はどんどん広がることだと思います。【不可能は可能の通過点】チャレンジにはまずは一歩目が大切です。一歩目は大きな不安があるとも思いますが、失敗も経験。すべてあなたの糧になるはずです。一歩一歩、歩んでいき、あなただけの道を作っていってください。

　製菓衛生士の資格はもらえません。残念ながら勘違いされている方も多いですが、学校に行っても貰えるのは【製菓衛生士の受験資格】であり、それは職場に２年間働いていても貰えるものです。そして【製菓衛生士】の資格がなくても仕事が出来る事と、実際その資格を使うときはお店を開業するときのみ、しかも開業するときに持っていなくても、講習を受けて、試験に合格すればもらえるなど、大事な資格ではあると思いますが、それを欲しいが為に学校に行くのはどうかと思っております。その分、大切なお菓子を作る技術、知識をすべて教えます。

３ヵ月コース、６ヶ月コースございます。両方ともやることは変わりませんが、より継続される方がしっかりと身に付き、大切な宝物になると思います。体験中も本人の気持ちや考えを聞き、アドバイスしていきます。店頭に並ぶ商品、そして本物のお客さまだからこそ、より実践的な体験となります。たくさん作るケーキでもお客様にとっては大切な一つのケーキです。作り方、やり方も大切ですが、そういった心の面の指導もしてまいります。

　時間が９時～１６時（休憩１時間含む）形となっています。体験が終わった後でも有効に時間が使え、よりよいライフスタイルを築けると思います。